研究開発情報

「1細胞分離」における従来技術との比較

“インクジェット方式”を使った細胞分離法「Single Cell Printer」

従来技術における課題

医薬品開発や再生医療などのライフサイエンス分野において、細胞を1つずつ取り分けて培養(シングルセルクローニング)、解析するプロセスが重要になっています。
限界希釈、FACSなどの装置により細胞を分離する手法が主流ですが、細胞へのダメージや細胞を取り出す効率などに課題があります。

インクジェット法によるシングルセル分離

今回ご紹介する手法はプリンターに使われているインクジェット技術と画像解析技術を応用しています。
インクジェット技術により、わずか数μlの細胞懸濁液をピコリットルの微小液滴に分離し、画像解析を加えることで1細胞が含まれる液滴のみを指定したウェルに滴下します。
これにより、高速・高効率かつラベルフリーのシングルセル分離を実現しています。

以下にインクジェット方式(Single Cell Printer “x.sight”)と従来の主な細胞分離方式(限界希釈、FACS)の比較表を示します。

従来技術との比較


従来技術との比較


Single Cell Printer “x.sight”シリーズ


装置詳細はこちら「シングルセル分注機 “x.sight”」



限界希釈法との細胞分離成功率の比較

Single Cell Printerと限界希釈による細胞分離成功率の比較を示します。
Single Cell Printerの細胞分離成功率は限界希釈の2倍以上です。

CHO-K細胞の分離成功率



FACSとの細胞生存率の比較

Single Cell PrinterとFACSによる細胞分離後のコロニー形成比率を示します。
Single Cell Printerのコロニー成長率が高いことから、FACSに比べて分離工程における細胞への影響が小さいことがわかります。

CHO-K細胞のコロニー形成 (day 7)


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