飛翔液滴観察から着滴観察へ

インクジェット実験の基本はヘッドからの吐出液滴を観察することです。
この液滴情報により、吐出の状態を判断することができます。
印刷されたものからも吐出の状態はある程度想定できますがあくまでも印刷されたものは2次情報であり、液滴を観察する事により得られる1次情報に比べて情報量は格段に少なくなります。
液滴の飛翔状態に加えて、液滴が基材に着敵した直後の濡れ広がりや浸透・乾燥状態を観察することにより、更に多くの情報を得ることができます。この情報を元に液材の作り込みや基材の作り込みが可能となります。研究の基本は現象をまず観ることです。