研究開発情報

アプリケーション【MULTIPLEX ELISA】

ELISA法の課題

現在の一般的なELISAプロセスではウェルプレートの1つのウェルに対して1種類の抗原あるいは抗体しか検出することができず、複数のタンパク質を調べるには貴重な検体を多く準備する必要があります。

※ ELISAとは
抗体を酵素で標識し、抗体を結合する物質を検出する方法。Enzyme-Linked Immuno-Sorbent Assay(ELISA)と呼ばれる。また、enzyme immunoassayをそのまま略してEIA法と呼ぶこともある。診断や種々の生物学的な検査にはなくてはならない技法の一つ。
原理は測定対象の抗原と反応する抗体をペルオキシダーゼやガラクトシダーゼなどの酵素を化学的に結合させた抗体で検出するというもの。酵素反応によって発色を呈する基質を加えて、その発色度から目的とする抗原の有無、量を検討する。(日経バイオ最新用語辞典 第5版 一部引用)

課題への対策

MULTIPLEX ELISAでは1つのウェルに対し、複数種の抗原を添加しておくことで検体内に含まれる複数の目的タンパク質を1度に解析できます。これにより、以下のメリットがあります。

MULTIPLEX ELISAのメリット

  • アッセイに必要なサンプル量を大幅に減らせる
  • 実験の操作の労力が大幅に軽減される
  • 実験にかけるコストが軽減される

ウェルプレート底面への青色試薬のディスペンス

MULTIPLEX ELISA用の評価プレートを作製するためには直径数mmのウェル底面への目的抗原または抗体をディスペンスする必要があります。
以下の動画は実際にウェルプレート底面に注入している様子になります。

使用ヘッド:ピコリットル高耐液ガラスノズルヘッド  “ GlassJet ”
使用装置:インクジェット微量分注装置  “ LaboJet-Bio ”

超小型インクジェットヘッド

当社ではウェルプレート底面へのディスペンスが可能なインクジェットヘッドGlassJetをご準備しています。

GlassJetの特徴

  1. 一般的なANSI / SLASフォーマットのウェルプレートのウェル底面まで届く細いノズル
  2. バイオ試薬にも安心して使用できるよう、接液部はガラスおよびテフロンのみ
  3. 吐出量CV 5%未満の高い定量性
  4. 細いノズル形状により、ウェル壁面付近まで注入が可能
  5. 1ウェルあたり500以上のスポットが形成可能(液の事前評価が必要になります

ご興味がございましたらお気軽にご連絡ください。

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