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開発にかかる時間や費用に対して、付加価値が低すぎる

インクジェットの研究開発に長年携わっている中で、これはやめた方がいいという研究例を紹介します

開発にかかる時間や開発費に対して、得られる付加価値が低すぎる

インクジェット技術の応用分野は非常に広いため、自分の担当している仕事にもインクジェット技術を応用できる可能性は高くなります。

現状の技術よりも生産性が20%はアップするとか、歩留まりが20%向上しそうであるとか、そういった数字が見えてくると、ならばインクジェト技術に置き換えようという開発動機が高まります。

しかしながらインクジェット開発にかかる時間や開発費を想定した場合、3年間の開発期間をかけて20%の生産性を改善できたとしても、本当にインクジェト技術で置き換えた方が良いかどうかは疑問が残ります。
なぜならば、既存技術の改良でも毎年7%の改善が可能であれば、3年後にはより確実に20%の改善効果を期待できるからです。

現状の技術に対して、インクジェット技術に置き換えた場合の付加価値部分と、それに要する時間や開発費を十分事前に精査しないと、せっかく開発に成功したにもかかわらず、その時点では従来技術に対する優位性が認められず、置き換えリスクを考えればこれまで通りの技術でいく、などといった結果になってしまいます。
このため最初のスタート時が大切になります。

当社ではこのようなことが起こらないように、開発の難易度やかかる開発費、期間等を事前にコンサルティングするサービスも行っています。


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