インクジェットの開発テーマを他のテーマと掛け持ちする
インクジェットの研究開発に長年携わっている中で、これはやめた方がいいという研究例を紹介しますインクジェットの開発テーマを他のテーマと掛け持ちする
インクジェットの研究は、まず小規模な調査や研究から始める場合がほとんどです。
この場合、100%その仕事だけを行うのでなく、別のテーマと掛け持ちで行う場合が多く見受けられます。
しかしながら、インクジェット研究はノウハウを習得するのに非常に時間がかかるため、なかなか成果が思うように出ません。
掛け持ちでやっている場合には、昨今の成果重視の人事評価システム上、担当者はどうしても短期的に、成果の出やすい仕事を優先するようになりますので、インクジェットは後回しになります。
またなかなか上手く実験が進まないこともあり、インクジェット技術そのものを否定するような結果を早い段階で出してしまい、その業務から遠ざかろうとしてしまいます。
このような状況を避けるためには、インクジェットは専業で行うことが必要です。
そしていきなり大きな目標を与えるのではなく、自社の初期の目標レベルに合った目標を都度与え、小さいながらも成果を出させ、達成感を実感してもらいながら、次第に大きな目標にチャレンジするような進め方が、好ましいと言えます。
せっかく装置を導入しても埃をかぶっているような場合は、もう一度開発体制を見直す必要があるといえます。
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