高精度・ピコリットル スポッティング装置
LaboJet-1500Bio
MADE IN JAPANの超高精度・極微量スポッター

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商品説明
ライフサイエンス分野を開拓する新しいインクジェット実験装置
ライフサイエンス研究に特化した、卓上型インクジェット微量吐出・パターニング装置です。
96ウェルプレートから希少サンプルを吸い上げ、ピコ~ナノリットルの液滴を「非接触」かつ「高精度」に吐出。専用インクジェットヘッドにより、タンパク・抗体・細胞など、多様なサンプルを安定して吐出することができます。
ヘッド駆動条件や吐出量の調整を自動化することで、ユーザーの負荷を大幅に軽減するとともに、再現性の高いデータの取得を実現します。
バイオチップ・バイオセンサー・化合物スクリーニングなど、幅広いアプリケーションに対応し、インクジェットによる次世代の実験環境を提供します。特徴
ピコ~ナノリットルの高精度分注
LaboJet-1500Bioは、CV値2%以下でピコリットルの吐出を実現します。
電磁バルブやディスペンサーなどに比べ、バラツキが少なく、再現性の高い液滴形成が可能です。
ピコリットルの高精度吐出を実現するGlassJetヘッド、ナノリットル吐出を実現するディスポタイプのPipeJetヘッドが選択可能です。
小滴から大滴、低粘度から高粘度までをカバーするヘッドラインナップにより、タンパク・抗体・細胞など幅広い液材料の吐出できます。
スライドやウェルなどの各種基材にスポッティング
ウェルプレート・スライドガラス・チップなど、さまざまな基材に対応しています。
高さ方向の調整が可能で、最大20mmまでの基材を搭載可能です。
また、XY方向の任意の位置にスポットすることができ、柔軟な操作性を備えています。
使いやすいユーザーインターフェース
吐出自動評価システムintelliJET搭載により、ヘッドの駆動条件や吐出量を自動で調整(GlassJetヘッドのみ対応)。
さらに実験データの取得を自動化することで、効率的な運用を可能にしています。
直感的に操作しやすいユーザーインターフェースを備えており、ユーザーの負担を軽減しつつ、再現性の高い実験を実現します。
搭載ヘッド
高精度な吐出を可能にするガラス製インクジェットヘッド GlassJet

ウェル内への挿入が可能
ノズル先端径が約 φ2mmと細いため、ウェルプレートへのアクセスが可能です。
ウェルからの微量な液充填や、ウェル底部や凹部底部へのスポッティングを行うことができます。
マルチプレックスELISA用の評価プレート作製 【動画】 はこちら
幅広い液と吐出量に対応
豊富なヘッドラインナップにより、10~1000 pL/dropという幅広い吐出量を実現し、表面張力20~70mN/m、粘度0.5~40mPa・sの液を安定して吐出することが可能です。
ヘッド流路はガラスとテフロンのみで構成されており、高い耐薬品性を備えています。
高濃度トレハロース水溶液の微量スポット 【動画】 はこちら
ノズル先端状態を視認可能
透明なガラス製ノズルを採用することで、ノズル先端に存在する細胞や粒子の状態を直接観察することができます。
さらに、画像解析と組み合わせることでスポット状態の管理などにも応用可能です。コンタミリスク0のディスポヘッド PipeJet

ナノリットルの高精度吐出
HAMILTON社のPipeJetは、パイプを変更することで、2~70nLの範囲においてCV値3%以下という高精度な吐出を実現しています。
最大ノズル径はφ500μmであり、大粒子や細胞などのサンプルの吐出にも対応可能です。
ディスポーザブルタイプのヘッド
HAMILTON社のPipeJetは、先端のパイプ部はユーザーが交換可能であり、洗浄を必要としないためコンタミネーションのリスク無く実験が行えます。用途例
- バイオチップの試作 Biochip
- 診断デバイスの試作 Diagnostic system
- 化合物スクリーニング Chemical screening
- コンビナトリアル化学 Combinatorial synthesis
- ラテラルフローアッセイ Lateral Flow Assay
- センサーデバイスの試作 Sensor device
- マイクロニードル Micro needle

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概仕様
※ 詳細はお問い合わせください
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インクジェット技術を応用したバイオマテリアル溶液の超微量定量分注 [001]
・従来技術の課題と解決法
・バイオ応用における従来のインクジェットヘッドの問題点と解決法
・MALDI質量分析への活用 など
・活用事例1.MALDIによる遺伝子標的の特定
・活用事例2.質量分析イメージング
高濃度トレハロース水溶液を活用した生体由来材料の微量スポット技術 [005]
・バイオデバイスにおける微量スポットの要求と課題
・バイオデバイスを作製する際に注目されている添加物
・バイオデバイスの高密度化への要求
・トレハロース水溶液の課題と解決策
・インクジェット 微量スポッティング法の特徴
・インクジェット微量スポッティングの実現 など
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