高耐液マルチノズルヘッド搭載ペロブスカイト太陽電池試作用IJ塗布装置
PerovsPrinter
ペロブスカイト層の塗布・乾燥、液材評価が可能なオールインワンモデル
-
商品説明
高耐液なマルチノズルヘッド搭載
ペロブスカイト層の原料となるペロブスカイト前駆体を溶解させるために用いられる液体は、DMF(ジメチルホルムアミド)、DMSO(ジメチルスルホキシド)などの有機溶剤が使用されます。
これらの有機溶媒は高い溶解性を持つため、インクジェットヘッド部材にダメージを与えやすく、さらに液の粘性が低いため、長期的な安定吐出を実現しづらい課題がありました。 その課題をインクジェット工業応用において当社が蓄積した知見と従来のインクジェットヘッドに比べて耐薬品性を向上させたコニカミノルタ社のインクジェットヘッドの組み合わせにより解決しました。
コニカミノルタ社のインクジェットヘッドは、産業用途に特化したインクジェットヘッドです。
高解像度でありながら、実現可能な吐出量範囲が広く、かつ対応可能な粘度範囲が低粘度から高粘度まで広いため、使用可能な液種が多い点が特徴です。
また、安定した吐出を実現しやすいヘッドであり、従来の画像印刷用途以外のモノづくり用途を含む多くの用途で応用されています。
新しく販売するPerovsPrinterは、高耐液のコニカミノルタ社製インクジェットヘッドを搭載しており、DMFやDMSOを溶媒とするペロブスカイト前駆体溶液への耐性が高く、ペロブスカイト層の薄膜の 安定形成が可能になります。特徴
- 耐溶剤性(DMF、DMSO、NMP)に優れたマルチノズルヘッド搭載
- 市販のグローブBOXに入るコンパクトサイズ
- 液滴の飛翔観察装置を搭載
- 乾燥評価用の加熱テーブルを搭載
- ビットマップ印刷に対応
搭載ヘッド
アタック性が高い液にも対応可能な、高耐液マルチノズルヘッド
- コニカミノルタ社製マルチノズルヘッド
用途例
- ペロブスカイト太陽電池の試作
- 有機半導体やセンサー等の電子デバイスの試作
- ナノ金属インクによる回路形成
- マイクロレンズ作製や薄膜塗布
- 各種インクやマテリアルの評価
-
概仕様
⟺ スクロールできます機種名 PerovsPrinter 装置構成 本体(XY2軸ステージ)、制御パソコン、モニター、キーボード、マウス
電源ユニット(ステージコントローラー・ヘッドコントローラー)搭載ヘッド
種類 / 個数コニカミノルタ株式会社製 高耐液ヘッド / 1個 描画範囲 W100 × D100 [mm] テーブル機能 着磁テーブル テーブル加熱機能 なし(オプション設定) 基板厚み 最大 10 [mm] 観察機構 飛翔液滴観察(オプション設定) オプション テーブル加熱機能、飛翔液滴観察機能 など 外形寸法 本体 W500 × D500 × H587 [mm] 電源 単相AC 100V ±10% 50/60Hz 1500W以下
※ 詳細はお問い合わせください
-
近日公開予定
ご相談・カタログ請求・見積依頼はこちらから
お問い合わせ・カタログ請求
※ 機密保持契約の有無にかかわらず、 ご相談内容は機密情報として取扱い、第三者には一切開示いたしません。
※ お問い合わせの際には、「よくあるご質問」もご一読ください。