実践研修 分野別コース インクジェット液材料開発 3日間
インクジェット工業応用分野では、分野によって様々な機能性の液材料が使用されます。プリンターのインクでは2次元平面上での色という機能が中心になりますが、工業分野では色以外の機能、例えば電子デバイス分野では導電率、バイオ分野であれば生体成分、3Dプリンター分野では硬化後の強度などが求められます。これらの機能を実現する液材料をインクジェットヘッドから安定吐出するには、プリンターで蓄積した技術やノウハウ以上のものが求められます。また、使用するヘッドにより、適合性が大きく異なるといったプリンター分野とは異なる特徴を持っています。
液材開発で重要な液材の成分設計においては、求められる本来の機能に加えて、ヘッドからの安定吐出を実現するための液材設計が重要となります。このヘッドへの合わせ込みを行うためには、より高いレベルで各社ヘッドの違いやヘッドの構造および吐出特性を理解する必要があります。
本コースではこれらを踏まえ、入門コースより踏み込んだヘッドの理解や、様々なヘッドと液種の組み合わせによる吐出特性の違い、ヘッドの向き不向きの判断方法などを実際の実験を通して学びます。
コース概要
目的 | インクジェット工業応用分野の液材開発におけるヘッドとの適合性最適化手法を実験を通して習得する |
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対象 | 新たなインクジェット工業分野への参入を検討している企業で、特定分野の機能性インクジェット液材料の開発に携わる開発者 |
研修場所 | マイクロジェット本社内、Microjet Digital Fabrication研修施設 (長野県塩尻市) |
日程 |
※ 1社3名以上のお申込みの場合、個別日程での開催を承っております |
研修費用 | 税別 450,000円/人(税込 495,000円/人) ※ 研修期間中の昼食代を含みます |
研修人数 | 4名程度/回 |
最少催行人数 | 2名程度/回 |
※ 詳しいコースの内容は資料請求からお申し込みください。
コース内容
- 液材料開発に必要なヘッド知識
- 液材料開発に必要なヘッド評価方法と実際の測定
- 液材料開発に必要なインクジェット装置に関係する知識
- ヘッド評価結果から液材料開発へのフィードバック
- パターニングや塗布と液材物性との関係を理解するための塗布実験
- 基材表面における乾燥や浸透と液材料物性との関係を理解するための実験など
※ 内容は予告なく、変更や追加される場合があります
実機での実験体験
マイクロジェットが所有する各種研究開発用インクジェット装置を使用して、実機での実験体験が可能です。
・当社のInkJet Academy Webセミナーで学んだことを実践形式でより深く体験
・インクジェット実験の信頼性を高める技術・ノウハウを習得
・実際にインクジェット機器を用いてインクジェット技術を体験
経験豊富な講師陣
インクジェットの開発経験15年以上の熟練・現役スタッフが講師を務めます。
書籍や文献では得ることのできない活きた知識や技能を学ぶことが可能です。
・インクジェット技術を体系立って学習
・ものづくり等の工業応用に特化したインクジェット技術の基礎を理解
申し込み後の流れ
よくあるご質問
- 受講料のお支払い方法を教えてください。
- 開催確定後、請求書を送付いたしますので、事前に指定銀行口座へ受講料をお振込みください
※ 受講料のお振り込み日・お支払い方法については、ご相談に応じます
※ ご入用の場合は領収書を発行いたします
- テキストはありますか?
- フルカラー・A4版の専用テキストを受講時にお渡しします
※ テキストの複製、無断転載は禁止いたします
※ テキストは各個人専用に発行され、管理番号、会社名、部署名が記載されます
- 修了証明書の発行は可能ですか?
- ご希望の方には、修了証明書の発行が可能です
お支払いについて
受講料のお支払いは、銀行振込のみ対応しています。
以下をご確認の上、期日までにお振込ください。
お支払い期限 | 事前振込 開催日より5営業日前まで |
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※ 振込手数料はお客様ご負担をお願いいたします。
キャンセルについて
キャンセルは原則お受けできません。
参加できなくなった場合、次回以降の開催にお振り替えをお願いいたします。
最少催行人数について
セミナー開催の最少催行人数に達しなかった場合には中止となる可能性がございます。
万が一、中止となる場合の連絡は開講日の約10営業日前に行います。
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