インクジェット実践研修セミナー開催!「分野別コース 液材料開発」受付開始
2024.10.28
インクジェット工業応用分野では、分野によって様々な機能性の液材料が使用されます。プリンターのインクでは2次元平面上での色という機能が中心になりますが、工業分野では色以外の機能、例えば電子デバイス分野では導電率、バイオ分野であれば生体成分、3Dプリンター分野では硬化後の強度等が求められます。これらの機能を実現する液材料をインクジェットヘッドから安定吐出するには、プリンターで蓄積した技術やノウハウ以上のものが求められます。また、使用するヘッドにより、適合性が大きく異なるといったプリンター分野とは異なる特徴を持っています。
液材開発で重要な液材の成分設計においては、求められる本来の機能に加えて、ヘッドからの安定吐出を実現するための液材設計が重要となります。このヘッドへの合わせ込みを行うためには、より高いレベルで各社ヘッドの違いやヘッドの構造及び吐出特性を理解する必要があります。
本コースではこれらを踏まえ、入門コースより踏み込んだヘッドの理解や様々なヘッドと液種の組み合わせによる吐出特性の違い、ヘッドの向き不向きの判断方法等を実際の実験を通して学びます。
目的 | インクジェット工業応用分野の液材開発におけるヘッドとの適合性最適化手法を実験を通して習得する |
---|---|
対象 | 新たなインクジェット工業分野への参入を検討している企業で、特定分野の機能性インクジェット液材料の開発に携わる開発者 |
研修場所 | マイクロジェット本社内、Microjet Digital Fabrication研修施設 (長野県塩尻市) |
日程 | 2025年2月19日(水)~21日(金) 3日間 申込締切2025年2月7日(金) |
研修費用 | 税別 450,000円/人(税込495,000円/人) |
研修人数 | 4名程度/回 |
最少催行人数 | 2名程度/回 |
コース内容
- 液材料開発に必要なヘッド知識
- 液材料開発に必要なヘッド評価方法と実際の測定
- 液材料開発に必要なインクジェット装置に関係する知識
- ヘッド評価結果から液材料開発へのフィードバック
- パターニングや塗布と液材物性との関係を理解するための塗布実験
- 基材表面における乾燥や浸透と液材料物性との関係を理解するための実験など
※ 内容は予告なく、変更や追加される場合があります
インクジェット実践研修セミナーの詳細はこちらから
WEBセミナーに関するお問い合わせ先
株式会社マイクロジェット 技術営業グループ WEBセミナー係