インクジェットコラム

年頭のご挨拶 マイクロジェット 代表取締役 山口修一 

皆様、明けましておめでとうございます。
マイクロジェット&3Dプリンター総研の山口でございます。
年頭に当たり、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。

テクノロジーの分野ではこれまで以上に変化が激しくなり、次々とイノベーションや新しいビジネスが生み出されていることは周知の事実です。
しかし、この変化の中で具体的に流れを読んで、リスクを取って行動できる組織や人は一握りです。

日本の現状は残念ながらほんの一部の分野を除いて、私が直接関係している3Dプリンターやインクジェットの産業応用分野に限らず、多くの分野で世界からますます後れを取っています。
日本人の特性として危機的な状況に追い詰められれば一致団結して素晴らしい力を発揮しますが、その一歩手前の状況に来ている様に思います。

このような状況になった理由としては、いろいろ考えられます。

  • 世界の変化の状況やスピード感を、理解や体感していない経営者やエンジニアが多い
  • 過去のものづくりの栄光から抜け出せないベテラン層が会社を主導している
  • 他社と協業することで、自社の限界の枠を超えたものを生み出せることを理解していない
  • 業務を効率化することとそこで生まれた時間を未来に投資することが行われず、残業時間を減らすことや有休を消化する等の表面的なことに終始している
他にもいろいろな理由があるでしょう。
しかし、一番の問題は、世界における日本のポジションや存在価値が急激に低下や劣化していることを日本人自身が認識できていないこと、危機感の欠如がその根底にあるように思います。

弊社としても、これらの課題に対処すべく行動していく所存です。

具体的には
  • 世界レベルで見て最高のインクジェット技術を確立し、足りない技術は世界から導入して、お客様に最高水準の技術や製品を提供する
  • 世界のマーケットで通用する製品を開発し、世界のお客様に提供する
  • インクジェット技術が真に強みを発揮できる分野を見極め、自社にない技術やリソースを持つ会社と提携して、競争力のある製品やサービスを創出する
これらのことを実現できるような取り組みを積極的に推進して参ります。

更に今後は、皆様のものづくりのデジタル化を技術だけでなく、微力ながら事業戦略の立案や新規事業開発の点からもお手伝いさせていただければ幸いです。

皆様のお役に立てますように、社員一同インクジェット技術を極め、最先端の技術や情報を提供できるよう精進してまいりたいと思います。

本年も変わらぬご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様のご多幸をお祈りして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

株式会社マイクロジェット
株式会社3Dプリンター総研
代表取締役 山口修一