第1章 インクジェット方式の種類と特徴
- はじめに
- 1.インクジェット方式の種類と特徴
- 1.コンティニュアンスタイプ
- 2.ドロップオンデマンドタイプ
- 3.圧電方式
- 4.サーマル方式
- 5.静電方式
- 2.Epsonヘッドの構造 1)
- 2.1MLPタイプの構造
- 2.2MLChipsタイプの構造 2)
- 2.3SEAJetの構造 3)
- 3.メニスカス制御技術
- 3.1微小インク滴の形成技術
- 3.2インク滴変調技術
- 最後に
第2章 インクジェット技術の吐出・膜形成の最適化と評価・解析
【第1節 不均一の現れ方、その原因と対策】
- はじめに
- 1.不均一とは
- 1.1民生用インクジェットと産業用インクジェットにおける不均一
- 1.2不均一の現れ方
- 1.3画像不均一の例
- 1.4ドット不均一の例
- 2.不均一の原因
- 2.1不均一の原因概要
- 2.1.1ノズル方向ばらつき
- 2.1.2走査方向ばらつき
- 2.2不均一の原因の原理的解析
- 2.2.1集中定数モデル
- 2.2.2圧力波モデル
- 2.2.3CFD(Computational Fluid Dynamics)モデル
- 2.3集中定数モデルを解く
- 2.3.1ヘッド
- 2.3.2集中定数回路モデル
- 2.3.3パラメータの計算
- 2.3.4解析式(押打ち)
- 2.4集中定数モデル式を使う
- 2.4.1基準ヘッド
- 2.4.2ヘッドのパラメータ変化と特性変化
- 2.4.3ヘッドのパラメータ変化と特性変化のまとめ
- 2.5集中定数モデルの展開と注意点
- 2.5.1集中定数モデルの展開
- 2.5.2集中定数モデルの展開具体例(引打ち)
- 2.5.3集中定数モデルの注意点
- 2.6速度と吐出量
- 2.6.1速度と吐出量の関係
- 2.6.2速度と着弾精度
- 2.7飛翔図
- 2.8経時的なばらつき
- 2.8.1ノズル面汚れ
- 2.8.2気泡
- 2.8.3メニスカスインクの蒸発、凝集
- 2.8.4昇温
- 2.8.5残留振動
- 2.8.6クロストーク
- 2.9ヘッド、インク以外の要因
- 2.9.1環境
- 2.9.2装置
- 2.9.3静電界の影響
- 2.10記録ドット面積の不均一
- 2.10.1吐出量不均一
- 2.10.2拡がりの不均一
- 2.11記録ドット形状の不均一
- 2.11.1平面的な不均一
- 2.11.2立体的な不均一
- 2.12記録ドット濃度の不均一
- 2.12.1液滴の色材濃度変化
- 2.12.2浸透の不均一
- 2.12.3ブリーディング
- 3.不均一の対策
- 3.1ノズル毎のばらつきに対する対策
- 3.1.1アクチュエータ、流路のばらつき低減
- 3.1.2ノズルのばらつき低減
- 3.1.3ノズル面処理の例
- 3.2経時的なばらつきに対する対策
- 3.2.1気泡
- 3.2.2残留振動
- 3.2.3メニスカスインクの蒸発、界面凝集
- 3.2.4ノズル面汚れ
- 3.3その他の対策
- 3.3.1マルチパス
- 3.3.2ヘッド端重ね
- 3.3.3チャネル個別駆動(フィードバック)
- 3.3.4ヘッド間補正
- 3.3.5ヘッドシェイディング補正
- おわりに
【第2節 インクジェット成膜における液滴の挙動と乾燥】
- 1.インクジェット成膜アプリケーション
- 2.基板上の液滴の広がり
- 2.1液滴の基板への衝突
- 2.2液滴の慣性広がり
- 2.3滴の濡れ広がりと最終形状
- 2.4各応用に対するプロセス設計
- 3.液滴の乾燥と膜形状
- 3.1乾燥膜厚の均一性とコーヒーステイン現象
- 3.2蒸発速度分布
- 3.3コーヒーステイン現象モデル
- 3.4コーヒーステイン現象防止方法
- おわりに
【第3節 インクジェット成膜における液滴挙動解析】
- はじめに
- 1.数値シミュレーション
- 1.1液滴流動シミュレーションの歩み
- 1.2計算例
- 2.最大広がり径
- 2.1衝突条件の影響
- 2.2最大広がり径の予測式
- おわりに
【第4節 インクジェット方式による高粘度液滴の吐出評価試験と衝突挙動】
- はじめに
- 1.高粘度液滴の吐出評価試験
- 1.1背景
- 1.2円筒型圧電素子を用いた液滴吐出装置
- 1.3液滴の吐出評価試験
- 1.3.1吐出条件の確立
- 1.3.2吐出液滴に及ぼすパルス幅の影響
- 1.3.3吐出液滴に及ぼすヒーター温度の影響
- 1.3.4吐出液滴に及ぼす入力電圧の影響
- 1.4工業的な具体例
- 1.4.1蛍光体インクの開発
- 1.4.2粉砕した蛍光体を用いた発光強度
- 1.4.3蛍光体を含んだ液滴の吐出試験結果
- 2.剛体面に衝突する単一液滴の変形挙動
- 2.1背景
- 2.2衝突後の変形挙動に及ぼす初期落下水滴径の影響
- 2.3液滴の変形挙動に及ぼす液滴物性値の影響
- 2.4粉体を含んだ単一液滴の衝突挙動
- 2.4.1観察例
- 2.2.2無次元数を用いた最大直径比の整理
- おわりに
【第5節 インクジェット微小液滴挙動および気流のVIP計測】
- はじめに
- 1.実験装置
- 2.実験結果
- ミスト飛翔状態の可視化+E159
- インク吐出時の気流速度計測
- 吐出直後のインク滴の挙動計測
- おわりに
【第6節 圧電素子によるインク液滴噴射の一次元計算】
- はじめに
- 1.計算モデル
- 2.運動方程式
- 2.1オリフィス内インクの運動方程式
- 2.2入口絞り部インクの運動方程式
- 2.3圧電素子の運動方程式
- 2.3.1固定端部小要素の運動方程式
- 2.3.2中央部小要素の運動方程式
- 2.3.3振動板部小要素の運動方程式
- 2.4連続の式
- 2.5運動方程式のまとめ
- 3.固有振動数
- 3.1計算方法
- 3.2振動モード
- 4.運動方程式の解法
- 5.計算結果
- 5.1計算結果
- 5.2液滴噴射量並びに液滴速度の便宜的計算
- 5.3液滴噴射処理をした計算結果
- 6.インク噴射の原理
- 7.各種パラメータの影響
- 7.1駆動パルス幅
- 7.2インク粘度
- 7.3インク表面張力
- 7.4インク室体積
- 8.駆動波形の影響
- おわりに
【第7節 インクジェット液滴の数値シミュレーション法の基礎】
- はじめに
- 1.数値シミュレーション法
- 1.1基礎方程式
- 1.2方程式の離散化と計算格子
- 2.シミュレーション例
- 2.1境界条件、物性値
- 2.2振幅の影響
- 3.帯電電荷の影響
- おわりに
【第8節 液滴生成過程の数値解析】
- はじめに
- 1.液体ジェットから液滴が生成されるまでの過程とメカニズム
- 2.軸対称計算モデルとその計算法
- 3.軸対称計算プログラムに関する説明
- おわりに
第3章 インクジェットインクの設計と作製
【第1節 インクジェット印刷による微細配線技術】
- 1.Printed Electronics
- 2.インクジェット印刷技術
- 3.インクジェット法による描画
- 4.配線層と基板の密着
- 5.インクジェット印刷技術による微細配線のこれから
【第2節 U法を用いた直接描画】
- 1.直接描画
- 1.1コンピューターによる設計
- 1.2金属のナノサイズ粒子
- 2.回路等用途の可能性
- 3.実際の工業用へのIJの展開と課題
- 4.各用途とインクの課題
- 4.1プリント配線基板用途
- 4.2LCDの電極
- 4.3PDPの電極
- 4.4RFID
- 4.5LFP
- 5.現状の工業用IJインクの状況
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【第3節 産業用途から見た各種インク溶剤とインクジェットインクの比較】
- はじめに
- 1.Consumer用から産業用へ向かうインクジェット技術
- 2.インクジェット技術の特徴
- 3.インクジェット用インクの種類と特徴
- 4.広がる産業用途へのインクジェット技術の適用
- 4.1産業用途へのインクジェット技術の普及のために何が必要か
- 4.2産業用途拡大のために必要となるインク
- 4.3産業用途に必要なIJヘッド
- 4.4産業用途のために必要な総合技術
- 5.インクジェットインクと印刷インク
- 6.インクジェット技術の現状
- 7.なぜ産業用途にUVインクが適するのか?
- 8.今後の課題
【第4節 ソフト溶液プロセスによるセラミックスのインクジェットパターン技術】
- はじめに
- 1.無機物の成膜およびパターン化はなぜ難しいのか?
- 2.無機粒子を用いたインクジェット技術の現状
- 3.インクジェットを用いたセラミックス膜の直接作製法(ソフト溶液プロセス)の開発
- 3.1インクジェット反応法によるセラミックスや半導体の直接パターニング
- 3.2インクジェット析出法によるセラミックス膜の直接パターニング
- 3.3ソフト溶液プロセスによるダイレクトパターニング法
- おわりに
- 謝辞
【第5節 インクジェットインクのレオロジー】
- はじめに
- 1.分散系の粘度挙動
- 1.1低濃度非凝集分散系の粘度挙動
- 1.2凝集分散系の粘度挙動
- 1.3インクの粘度調整に関する考察
- 2.高分子溶液と分散系の粘弾性挙動
- 2.1動的粘弾性の基礎
- 2.2高分子希薄溶液の粘弾性
- 2.3凝集分散系の粘弾性
- 2.4インクの動的粘弾性
- 3.界面活性剤溶液の表面張力
- 3.1動的表面張力の基礎
- 3.2インクの動的表面張力
- おわりに
【第6節 IJインク調製における工業分散技術の適用】
- はじめに
- 1.IJインクの特徴
- 2.超微粒子顔料分散液の設計と最適化
- 2.1超微粒子顔料分散液のミルベース設計
- 2.2分散装置の最適化
- 3.超微粒子顔料分散液に対する今後の課題
- おわりに
【第7節 インクジェット用UV硬化インクの設計】
- はじめに
- 1.ラジカル重合型ジェットインクの設計
- 1.1ラジカル重合型ジェットインクの組成
- 1.2酸素によるラジカル重合阻害
- 1.3溶液型ジェットインク
- 1.4溶媒フリー型ジェットインク
- 2.カチオン重合型ジェットインクの設計
- 2.1カチオン重合反応の特徴
- 2.2カチオン重合型ジェットインクの設計例
【第8節 インクジェット印刷による回路形成のための金属ナノ粒子インク】
- はじめに
- 1.安定な金属ナノ粒子インクの創製
- 1.1金属ナノ粒子の歴史
- 1.2金属ナノ粒子インクの調製
- 1.3金属ナノ粒子の特性
- 2.印刷材料としての金、銀ナノ粒子のインクの応用
- 3.金属ナノ粒子インクの導電材料としての性能
- 3.1銀ナノ粒子インクの導電性特性
- 3.2金属ナノ粒子インクによる銅配線パターンの形成
- 4.まとめ
第4章 インクジェット技術を用いた更なる進展
【第1節 インクジェットによる微細配線形成技術】
- はじめに
- 1.LTCC用金属インク
- 2.グリーンシートへのインクジェット描画
- 3.インクジェット描画シートの積層・焼成
- 4.インクジェット印刷配線の特性
- 5.微小ビアの必要性
- 6.厚膜印刷との複合化
- 7.まとめ
【第2節 インクジェット法によるフッ素系パターン化基板を用いた超微細薄膜作製技術】
- 序論
- 1.パターン基板の作製
- 1.1VUVリソグラフィー
- 1.2EBリソグラフィー
- 2.高分子薄膜の位置選択的製膜
- 3.高分子薄膜の線幅の限界
- 4.金属ナノインクによる超微細金属配線
- 5.今後の課題
【第3節 インクジェット法による厚膜パターンの作製と電子部品作製への応用】
- はじめに
- 1.厚膜作製におけるインクジェット技術の特徴
- 2.樹脂層による表面改質とチタン酸バリウム厚膜作製への応用
- 2.1樹脂層による表面改質
- 2.2インクジェット法によるチタン酸バリウム厚膜の作製
- 3. その他、電子部品作製への応用事例
- 3.1厚膜抵抗体の作製
- 3.2活性化インクを用いた無電解銅めっき配線
- 3.3(Ba,Sr)TiO3厚膜の作製
- 3.4サーミスタ作製への応用
- おわりに
【第4節 インクジェット技術を用いた有機デバイスの作製】
- はじめに
- 1.IJP法を用いた自己整合有機EL素子
- 1.1自己整合プロセスの概略
- 1.2ボトムエミッション型自己整合有機EL素子
- 1.3トップエミッション型自己整合有機EL素子
- 1.4ボトムエミッション形有機EL素子のマルチカラー化
- 2.IJP法による自己整合有機ダイオード
- 2.1IJP法による自己整合有機フォトダイオード
- 2.2IJP法による自己整合有機多機能ダイオード
- 3.IJP法を用いた自己整合ペンタセン有機トランジスタ
- 3.1実験
- 3.2ペンタセンの溶液化
- 3.3トランジスタ特性
- 4.まとめ
- 謝辞
【第5節 電界電子放出源作製への応用】
- はじめに
- 1.電界電子放出の原理と電界電子放出型ディスプレイ
- 1.1電界電子放出の原理
- 1.2電界電子放出型ディスプレイ(FED)
- 2.インクジェット法によるゲート電極付きカーボンブラック電界電子放出源の作製
- 2.1作製プロセス
- 2.2電子放出特性
【第6節 グレイスケールマスクの作製と3次元微細加工】
- はじめに
- 1.グレイスケールマスク
- 1.1HEBSガラスマスク
- 1.2ハーフトーンクロムマスク
- 1.3写真フィルム
- 1.4インクジェット法と縮小露光によるエマルジョングレイスケールマスク
- 2.露光技術
- 3.露光プロセスの実例
- 4.形状の転写
- 4.1プラズマエッチング
- 4.2基板透過露光法
- 5.可能性と展望
【第7節 ポジティブ・ダイレクトマスク光造形法】
- はじめに
- 1.ゾルーゲル変換型光造形法
- 2.ダイレクトマスク法による面露光光造形
- 3.光開始剤のインクジェット描画によるポジティブ・ダイレクトマスク光造形
- 3.1光開始剤の浸透と造形の積層厚さ
- 3.2光開始剤の浸透と造形の水平解像度
- 3.3積層造形実験
- 4.ポジティブ・ダイレクトマスクによる複数層一括露光光造形
- 4.1積層段差の軽減効果
- 4.2造形時間の短縮効果
- おわりに
【第8節 テーラーメイド人工骨の開発】
- 緒言
- 1.石膏を用いた三次元積層造形実体モデルの作成とその評価
- 1.1はじめに
- 1.2三次元積層造形実体モデルの造形
- 1.3光造形モデルとインクジェットモデルの比較と評価
- 1.4まとめ
- 2.リン酸カルシウムを用いたテーラーメイド人工骨の造型とその安全性・有効性の評価
- 2.1はじめに
- 2.2材料と方法
- 2.2.1動物
- 2.2.2人工骨の作製
- 2.2.3実験方法
- 2.3結果
- 2.3.1人工骨
- 2.3.2CT検査所見
- 2.3.3組織学的所見
- 2.4考察
- 3.イヌでの臨床経験
- 3.1はじめに
- 3.2症例
- 3.3考察
【第9節 バイオテクノロジーにおけるインクジェットの応用と動向】
- はじめに
- 1.バイオテクノロジー分野における用途
- 1.1ピペッターとして
- 1.2アレイヤーとして
- 2.おもな使用法において見られること
- 2.1ピペッター・分注機としての使用
- 2.1.1HTS分野
- 2.1.2蛋白質結晶化分野
- 2.1.3細胞、ビーズ分注
- 2.2アレイヤーとしての使用
- 2.3診断薬製造用装置としての使用
- 3. まとめ
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