インクジェットの研究開発においては、様々な場面で、液滴の観察が重要な解析手段となります。
液滴を見ずして、インクジェットの研究開発は有り得ないと言っても過言ではありません。それほどにインクジェットの液滴観察は重要です。ここでは液滴に関する二つの誤った考え方を、実際の観察例で検証してみます。
1.インクジェットヘッドから吐出される液滴は、球状の液滴1個からなると考えていませんか?
実際は液柱となって空間に噴出し、それが何滴かに分離して着滴します。インクジェットヘッドの駆動波形を工夫することによって、1滴の液滴にすることも可能ですが、通常は液柱状で吐出されます。
液滴観察用ストロボスコープJetScopeは、今お持ちのインクジェット装置に取付可能です。
詳しくはお問い合わせ下さい。
弊社JerScopeにより撮影した吐出液滴映像
2.高速でヘッドから吐出された液が着滴した瞬間、飛び散りが発生すると考えていませんか?
液滴がミクロンサイズの世界では、飛び散りは基本的には発生しません。
弊社DropMeasureにより撮影した着滴の瞬間の映像
撮影協力:(株)島津製作所
それでは、着滴した液の周りによく見られる、小さな飛び散りのようなものはいったいどうして発生したのでしょうか。
